Civ用語集

あと一ターンだけ…

ゲーム終了後に表示される、クリア後の世界でゲームを続けるかの選択メッセージです。 もしくはそろそろ寝なければ不味いのにまだゲームを続けたいプレイヤーの心境かもしれません。

翌日に支障が出ることは分かっていても「あと一ターンだけ」を繰り返し、結局クリアまで続けるのがCivプレイヤーの嗜みです。 このように自分をコントロールできない人は生活への悪影響が少ないものに依存することを心がけると健全に過ごせるでしょう。(Civがそうだとは言ってない)

アルファケンタウリ

アルファケンタウリはケンタウルス座で最も明るい恒星です。 地球からの距離は4.367光年ととんでもない距離ではありますが、太陽系外の恒星の中では地球から最も近くにあります。

Civ5までは宇宙船を作ってアルファケンタウリへ旅立つと科学勝利となりました。 SMACやCivBEはそんな科学勝利後の世界を舞台にした作品ですが、やはり碌な事になっていません。 科学勝利とは終わりではなく始まりなのです。

ffh2

ffh2はCiv4の代表的なダークファンタジーMOD「Fall from Heaven II」の略称です。 導入するとまるで別のゲームであるかのように雰囲気が変わります。

美麗なイラスト、質の高いUI、奥の深いストーリー、ボス格の強力なユニットなど、本編とは違った趣が多くのプレイヤーを魅了しました。 ゲームバランスはちょっとアレですが、ファンタジー好きなら本編よりもこちらの方が面白いかもしれないほどに出来が良いMODです。

ffh2に登場する英雄のイラストが某カードゲームと被ってる気がするんですが、それは大丈夫なんですかね…?

OCC

OCCとは一都市チャレンジ(One City Challenge)の略称です。 Civは都市がある程度多い方が有利にゲームを進められますが、OCCはそこをあえて1都市で頑張るもので要は縛りプレイです。

作品によってはオプションからOCCを選択できるようになっており、普段は焼けない首都などの都市でもOCCチェックを入れれば消滅させられます。 なおOCCオプションで一都市縛りが付くのはプレイヤーのみで、AIは普通に都市を出してくるので気を付けましょう。

OCCは最高難易度AIを軽く捻れるようになってしまったCivプレイヤーが行きつく先の一つで、作品や条件によっては相当の苦行となる場合もあります。 成し遂げたCiv廃に送られるのは称賛か、それとも哀れみの目か…

核ガンジー

インドの指導者ガンジーはシリーズ通して平和主義者の代名詞でもあります。 好戦的な文明には厳しい所もありますが、平和に仲良くを心がけていれば戦争を仕掛けられるようなことはまずありません。

旧作でも扱いは同じで、ガンジーは好戦性を示すパラメタである「攻撃性」が最低の1に設定されていました。 しかし他文明の攻撃性を-2する民主主義を取ると、ガンジーの攻撃性がアンダーフローして超攻撃的になるバグが存在しました。 その頃に解禁される核をパなして暴れまわったのです。

そのバグが以降のシリーズで正式採用?され、ガンジーは平和と核が大好きというイカれた設定になってしまいました。 しかし実際ガンジーには平和主義者とは言い切れない側面も多分にあるので、むしろこの方がしっくりくるプレイヤーも多いとか何とか。

ちなみにCiv5の性格設定では各嗜好に8段階のレベルを当ててAIの人格を作っていますが、インドの核に関するパラメタは12と突出しています。 次点のロシア・アステカすら8(本来なら最大値)しかないことからも、どれだけインドが核好きに設定されているかが分かるでしょう。

拡張パック

Civシリーズは伝統的に別売りで「拡張パック」というものが発売されます。 言葉通りゲームを拡張するパックで、システムや要素が追加されたり、バランス調整がされたり、UIが変わったりと、拡張パックの有無により別ゲーになります。

伝統的にナンバリングタイトルには2本の拡張パックが販売され、ゲームの内容や面白さも当然ながら拡張後の方が上になります。 拡張済みの過去作から入って新作をクソゲーとこき下ろす人が散見されますが、拡張済みのものと拡張前のものを比べるのがそもそも間違いなのです。

拡張パック発売前はぶっちゃけクソゲーなので、深く考えずにライブ感を楽しみましょう。

GaK秋パッチ

Civ5の拡張パック第一弾「God and Kings(GaK)」発売後の秋に当たったパッチの呼称です。

パッチ前は最高難易度でもAIに大した強さはなく、大よそ安定してクリアが可能でした。 しかしパッチが当たると状況は一変、AIが尋常でないほど強く好戦的になり、特に高難易度において無理ゲーと化したのです。

パッチ後は50T生き残ることすらも難しくなり、一部のマゾを除いて阿鼻叫喚の嵐となりました。 以下はパッチ後の最高難易度の状況です。

BNW発売までこの状況は続きましたが、いつの間にやらGaKをプレイしてもこのような状況にはならなくなりました。 腑抜けたAIに少し寂しさを感じるプレイヤーもちらほらいるようです。

貴公の首は柱に吊るされるのがお似合いだ!(パパパパパウワードドン)

Civ4の宣戦布告時の台詞と、その際に鳴るラッパ音です。

このセリフと効果音には根強い人気があり、Civ5で戦線布告時にこのラッパ音を流すMODも作られています。

国家錬成陣

Civ6ではタイルに区域を作ることができ、区域同士を隣接させることにメリットがあります。 これを利用して複数都市の内側に区域を詰め込み、隣接・建造物ボーナスの恩恵を上げる戦略が誕生しました。

都市数が多いほどに区域同士の隣接数は増え、区域の出力が増大していきます。 しかし地形や周辺文明との兼ね合いで、4都市以上で区域密集地帯を作るのは中々難しいです。

そんな中で六都市による区域密集地帯を作った猛者が表れました。 そのボーナス出力は相当なもので、畏敬を込めて「国家錬成陣」と呼ばれたのです。

アニメ「鋼の錬金術師」が元ネタらしいです。(未見なのでよく知りませんが)

誤訳・珍訳

ローカライズゲームにありがちな「他にもっと言い様があるだろ」的な翻訳への指摘です。

翻訳がおかしい・日本語が怪しいもの(首都に建てられた建造物による生産力が+25%)、もっと良い訳があるだろ的なもの(戦闘弓射手)、同じ単語なんだから統一しろよ的なもの(天帝、神、創造主)などツッコミ所は色々とあります。

しかし大よそゲームに支障のないレベルで翻訳されているCivは洋ゲー全体からみると恵まれている方と言えます。 珍訳を楽しむぐらいの意識でゲームを楽しみましょう。

シド・マイヤー

アメリカのゲームデザイナーでCivシリーズの生みの親です。 作ったゲームにはその名前が冠されており、Civも「Sid Meier’s Civilization」が正式名称です。

日本でも時々人名がゲームタイトルに冠されることがありますが、そのほとんどがゲームデザイナーではなく芸能人でありネームバリュー頼りのクソゲーの証とされています。 舛添要一氏の東京都知事辞任によって明るみに出た「舛添要一 朝までファミコン」が記憶に新しいですが、タイトルからゲーム内容が全く推測できない時点でクソゲー臭がにじみ出ています。 どんなゲームなんでしょうか?

スパ帝

Civ4のスパイ経済動画で一躍有名になった人です。 ニコニコ動画にCivを普及させた功労者ですが、しかし5以降のシリーズは残念ながらあまりプレイしてない模様です。

今は自サイトで卓上ゲームなどを作っているようです。気になる人は「スパ帝国」でGoogle検索しましょう。

天帝

天帝はCiv3の上から2つめ、Civ4の最高難易度を指す言葉です。 ちなみにCiv5の最高難易度は「創造主」、Civ6の最高難易度は「神」ですが、変わらず「天帝」と呼称する人もちらほら見受けられます。

なお英語版はCiv3以降「deity」で統一されており、呼称が変わっているのは日本語訳が安定していないだけです。作品ごとに翻訳者が違うのでしょうか?

プレイ時間

一般的なゲームは100時間もプレイすればやる事がなくなったり上級者とみなされたりします。 しかしCivシリーズではプレイ100時間なんて入門したてのヒヨッコも良い所です。

プレイ時間1000時間超えは当たり前で、シリーズ通して5桁時間プレイしている人も見かけることができます。 「ロード時間含めてるから実際はもっと少ない」「寝落ちしてるせいでこうなってる」など自分に言い訳を聞かせながら今日も元気にプレイ時間が積み上げられています。

ベルカ式国防術

ベルカ式国防術はゲーム「エースコンバット」に登場する国家・ベルカ公国が行った戦術です。 自国領内へ攻めてきた敵部隊を核兵器で焼き払ってしまうという非人道的なものです。

核はコストパフォーマンスに優れ威力も凄まじい超兵器ですが、投下地点は都市人口が激減したり周囲が汚染されたり酷いことになります。そのため領外で使うのが基本ですが、相手も警戒して簡単には戦力を密集させてきません。

しかし都市攻略の際には敵軍もある程度まとまった部隊を用意しなければならないので、自領都市周囲には複数の敵部隊が集まります。そこに核を落とすのがベルカ式国防術の肝です。

着弾点付近は酷いことになって都市機能もマヒしますが、他国に渡すよりはマシだし敵部隊をまとめて消滅させられるのは大きいです。

現実なら命令した者は粛清待ったなしの非人道的なイカれた戦法ですが、プレイヤーの専制独裁政治であるCivならまかり通ってしまうのです。

難易度シド

Civ3には天帝の更に上の難易度が用意されており、その名を難易度「シド」と言います。

制作者の名を冠するこの難易度はゲームに対する深い理解があった上で壮絶な運ゲーを強いられ、これを安定クリアできる人はイカれているとしか思えないような内容です。

以降のシリーズには存在しませんが、Civ4には難易度シドを追加するMODがあります。

寝るのは軟弱者だけです

Civ3を深夜までプレイしてくるとアドバイザーがくれる素敵なアドバイスです。

一日は24時間しかないのに、少なくない割合を睡眠に充てなければなりません。 しかし寝なければ多少Civを沢山プレイしても理論上問題ないのです。

BabaYetu

Civ4のオープニングテーマでありグラミー賞も受賞した凄い曲です。歌詞の意味は全く分かりませんが、何となく良い事を言ってるような気がする曲です。

あくまでCiv4のテーマですが、Civシリーズの主題歌のような印象があります。

史実厨

Civプレイヤーに稀にいる、何かと史実の話を持ち出してくる人たちです。

シド星は日本にピラミッドが建ったりアステカがドイツと戦ったりするゲームであり、史実なんてものは存在しません。 強いて言えばあなたのプレイした軌跡こそが史実となります。

ゲーム内の設定や出来事は地球の歴史と何ら関わりない事を忘れないようにしましょう。

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