テクノロジー開発の流れ

意識して取る技術取得順の一例を記述します。状況次第でルートは変化しますので一例としてお読みください。 ポイントとなる技術しか書きませんので、間にある技術は良い感じに取ってください。

1.陶器→畜産→採鉱→弓術

流石にこの辺の技術を後回しにすると苦しいのでさっさと取りましょう。 大体この順で開発しておくと間違いないですが、初手に何を取るかは考慮する余地があります。

初手陶器

神殿を早く建てることができるのでパンテオンを狙いやすいです。 宗教に力を入れる気がなくても「陶器研究までに宗教都市国家と遭遇したら神殿を建てる」など選択肢を用意できるのも強味です。

初手畜産

優秀なタイルである馬を表示でき、隊商が解禁されます。 特に初期文化圏に出力の高いタイルがない場合は優先度高目です。

隊商は他文明に出すと友好値が上がるので、早めに作って出しておくと仲良くなれる可能性が上がります。 周囲にペルシアやシャムなどの友好・戦争どちらに転ぶか分からない文明がいた場合は早期に交易路を出して仲良くなる選択もありです。

初手弓術

弓兵を早期に出しておくと蛮族狩りが捗ります。 また序盤から戦争になる可能性を考慮すると早期に作っておくに越したことはありません。

また遺産アルテミス神殿が解禁されます。 私は古代遺産を建てるのはあまり好きではありませんが好んで建てる人もいるようですね。

初手採鉱

労働者が出てくるまで時間がかかるので通常は3手目ぐらいですが、首都直下に金銀宝石など採鉱で改善できる資源があれば話は別です。 早々に小銭や友好度を稼ぐことができます。

2.幸福資源改善技術→帆走→哲学

幸福資源は改善なしで拡張するのは無謀だし、戦争になりそうな場合は宣戦依頼のネタにもなります。 幸福資源改善技術を開発してさっさと改善しましょう。

帆走の開発は交易路を増やすのが目的です。 交易路は科学力の底上げ&資金稼ぎ&外交感情が良くなると良い事ずくめなので早めに作っておきたいです。 ただし護衛なしで貿易船を出すと蛮族に狩られがちなので、序盤は守りやすい隊商の方がおススメです。

古代の技術はどれも必須レベルですが、車輪・石工術・トラップ・青銅記辺りは資源がなければ後回しにすることもあります。 特に哲学(国立大学・アポロ神殿)を早めに目指しておきたい場合はそうなる事が多いですね。

内政するにしても戦争するにしても、哲学を目指して国立大学をさっさと建造するのは同じです。 国家遺産は都市が増えてると建造ハンマーが増えるので、戦争プレイでも早めにきっちり作っておきましょう。

3.方針で分岐

ここまでは非戦でも戦争前提でも大きな違いはありませんが、ここから先は少し動きが変わってきます。 内政プレイの場合は2ページ目を、戦闘プレイの場合は3ページ目をご覧ください。

以下は1ページ目に続いての内政プレイ時のテクノロジー開発の流れです。

3.教育→音響学

このゲームで一番大切なのは科学なので、とにかく科学力を優先しましょう。何勝利だろうとある程度の科学力はほぼ必須です。 教育へのルートは官吏優先ならタイル出力が早く上がり、神学優先なら宗教系遺産が見込めます。 幸福に困ったらコロシアムのある建築学も視野に入れるが、余裕があれば放置して技術開発を進めるのも手です。

ルネ入りすれば合理主義が取れるので、教育経由で最も早くルネ入りできる音響学を目指しましょう。 社会制度の取得に時間がかかる場合はギリギリまで音響学を後回し、場合によっては他の技術でルネ入りも良いかもしれません。

4.工房→機械→銀行制度

生産力は科学力の次に重要です。生産力アップ系施設の技術を取り、工房を全都市に配備して首都に製鉄所を立てましょう。 余裕があればシスティーナ礼拝堂や紫禁城辺りを狙うのもいいかもしれません。

5.建築→工業化

建築には最重要遺産「南京の陶塔」があるので、内政プレイの場合は絶対に回収しておきたいですね。 研究協定の効果を5割増しにし、これがあるのとないのでは技術の進みがまるで変わってきます。

その後は思想取得条件である「工場3つ」のため、工業化を取って石炭が沸く事を祈りましょう。 自領に沸かなくても他文明や都市国家から融通して貰える事もあるので、可能な限りどこかから調達して工場3つを建てておきたいですね。 ただ技術先行し過ぎていると周囲が石炭を得るのが凄く遅くなることもあるので諦めた方が良いケースもあります。

6-A(石炭が有る場合).化学→科学理論→プラスチック

工場を3つ建てて思想取得を目指しましょう。 資金に余裕があるなら工場は現金購入してしまっても良いかもしれません。 各都市に研究所まで建てる気があるなら全都市に工場を配備しても良いぐらいです。

科学理論の後は無線通信と共通規格の好きな方から研究しましょう。 無線通信はエッフェル塔と世界的思想の提案権、共通規格は思想遺産の自由の女神があります。 ん?自由以外なら自由の女神は建てられないだって?ハハッガチ内政ルートで自由を取らないなんて何の冗談だね!

6-B(石炭が無い場合).科学理論→無線通信→化学→プラスチック

現代入りから思想取得を目指しましょう。 工場の前に思想を取ってしまったらもう工場をいちいち建造する必要はありません。その分のハンマーを他に回してカバーしましょう。

7.勝利条件に則った研究開発を

プラスチックで解禁される研究所を建造すれば、もう科学施設は先にありません。 ここから先は勝利条件を見据えて研究ルートを定めましょう。

ここまで来ればあなたも立派な内政マスターです。 暴力的な科学力でシド星を好き勝手に蹂躙すると良いでしょう!

以下は1ページ目に続いての戦争プレイ時のテクノロジー開発の流れです。

3.青銅記→建築学→機械

青銅記で兵舎を建てたらラッシュ用に弓兵を作っておきましょう。 資金に余裕があれば建築学を後回しにしてハンマーが安い弓兵で揃えるのもありです。 機械まで研究したら一気に弩兵へとUGし、隣国を殴りつけに行きましょう!

都市制圧後は不幸で苦労するので、ラッシュユニットを揃えたらコロシアムを建てておきたいところです。 不幸状態だとユニットの戦闘力も落ちるので、なるべく0以上でキープすることを心がけましょう。 最悪でもマイナス2桁にならないように立ち回ってください。

4.騎乗→官吏→教育(→航海術)

遊撃&都市制圧用ユニットとして騎兵ユニットは便利なので、後詰に出しておくと便利です。 官吏まで行けば前衛に長槍兵を用意できるので、前衛・後衛・遊撃の連携でガンガン侵攻できるようになるでしょう。 その後は戦争プレイでも研究力は大事なので、早いうちに教育を取って大学を建てます。

海軍が活躍するマップなら航海術を目指しフリゲートを作っておきましょう。 ただ航海術の研究は大きな寄り道になるので、海軍がそれほど必要ない地形なら後回しにして最上段はスパイに任せるのもいいでしょう。

5.活版印刷→工業化

ある程度都市を制圧すると不幸でアップアップになるので、早く活版印刷を研究して動物園を建てたいです。 その後は大砲に直接行く手もありますが、思想を開けておいた方がその後を有利に立ち回れます。 産業時代になれば追加のスパイも派遣される事だし、一旦工業化を目指した方が手堅いです。

上手く石炭が沸いて工場建造&思想取得に漕ぎ着ければ、科学力向上制度や産業スパイなどで科学力をカバーできます。 戦争プレイでは内政プレイに比べて科学が低い分スパイの技術窃盗の役割が大きくなるので大事に使いましょう。

6.化学→軍事学→ダイナマイト

軍事学を取って訓練施設を士官学校まで揃え、あわよくばブランデンブルク門も建造したいですね。 カノン砲を生産しながらダイナマイトの研究を進め、研究が完了したら一斉に大砲へUGしましょう! 大砲は3マスの射程・障害物を超えての射撃・高い攻城性能を持つため、固い都市でもガンガン攻略することが可能になります。

7.生物学→飛行機

現代以降のラッシュには空軍が大きな役割を持つ事になりますが、空軍の建造には石油が必要になります。 とりあえず石油を可視化させ、石油を確保できる方向に軍事行動を向けたいですね。

相手文明に既に飛行機が大スタックを組んでいる場合、航空戦力なしで向かうのはやや厳しいかもしれません。 なので狙い目は石油が領内にある後進国です。

無事石油を確保して航空戦力を配備すれば、後は好きな方に進軍すれば良いでしょう。

8.弾道ミサイル→レーダー→ナノテクノロジー・ステルスなど

弾道ミサイルは航空ユニットの天敵・対空砲が解禁されます。 相手の航空戦力が整っているなら対空砲を牽制・制圧ユニットとして使うのもいいでしょう。

戦争が上手くいって領土が拡大した場合、この辺で研究の鈍化が激しくなります。 普通サイズぐらいならレーダーで解禁になる爆撃機あたりがあれば余裕で制覇まで行きますが、マップが広かったり泥沼の戦争になった場合は決定力として未来ユニットが必要になるかもしれません。 爆撃機の進化系のステルスや簡単に長距離移動ができるXCOM辺りが強力です。

これらを揃えればどんな相手だろうが敵ではありません!存分に戦争を楽しみましょう!

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