思想と観光の基本ルール

思想とは

思想とは社会制度の延長のような存在です。 「文明に工場を3つ建設」または「文明の時代が現代になる」ことが取得条件で、どちらかを満たすと「自由」 「秩序」「独裁」の3つの中から選択して選ぶことができます。思想はどれか一つのみを選ぶことができ、同時に複数を取ることはできません。 ただし後から別の思想へ転向することは可能です。

それぞれの思想を最初に選択した文明には無償の思想2つ、二番目に選択した文明に無償の思想1つがボーナスとして与えられます。思想はどれも強力な制度が揃っているので、積極的に狙っていきたいですね。

思想制度は社会制度と同様に取得できます。 社会制度と比べて勝利条件に直結した強力な制度が多いので、優先的に開けていきたいですね。

さてこの思想、単に社会制度の延長なのかと言えば少し違います。 思想陣営ごとに観光と文化で綱引きを行い、他文明に不幸を叩きつけたり自文明に不幸を叩きつけられたりする効果もあるのです。 なので冷戦時代さながら、思想陣営ごとに分かれての戦いに発展しやすい特徴を持っています。

観光と文化の綱引き

観光と言えば文化勝利に使うイメージですが、実は思想による不幸の押し付け合いにも一役買っています。

文明は今までに算出した全ての文化値である「累積文化値」を持っています。 これとその文明に対して他文明から与えられた観光の累積値で綱引きが行われ、その差で補正がかかるのです。 これらは「文化の概要」の「プレイヤーの影響」タブから確認できます。

ここを見ると「興味」だの「親しみ」だの「影響力大」だの書いていますが、これは累積観光が累積文化に対してどれだけ比率を持っているかを表しています。 10%未満は「不明」、10~29%は「興味」、30~59%は「親しみ」、60~99%は「人気」、100~199%は「影響力大」、200%以上は「支配的」です。ちなみに全文明に対して観光侵略が影響力大以上になると文化勝利となります。

ちなみにこのパラメタが高いとその文明に対して交易路から貰える科学力が増えたり、スパイの効率が上がったり、都市を占領した時の反乱期間や人口喪失が少なくなったりします。まあこの辺はそれほど重要ではないので、頭の隅にでも置いておけばいいでしょう。

重要なのは他陣営に対してこのパラメタで「思想による不満」を与えることです。不満は思想が異なる文明間の観光浸食の差異によって以下の計算式で算出されます。

例えば思想の異なるA国とB国があって、A国がB国の文化の20%を観光浸食して「興味」、B国がA国の文化を120%侵食して「影響力大」だった場合、A国はB国に3段階の浸食差を付けられています。この場合A国には都市数×2 と 全人口/5 のいずれか大きい方による「思想による不満」が降りかかります。 A国が4都市で人口60人だった場合、12の不満が発生する訳です。割と洒落になりませんね。

これを軽減する場合、防御力である「文化」を高めるのも大事ですが、同様に相手文明の文化を侵食する「観光」も高めないとダメな訳です。 とは言っても高難易度AIの文化を何割も侵食するのは結構な観光が必要になり、観光をマジメに出すよりも開き直って気にせず不満のカバーだけしていく方が効率的になったりしますけどね。

思想による不満が発生している場合、思想画面から他の思想へ「転向」できます。 今まで取った思想ツリー分の制度を新たな思想で取得することもできるので、沢山制度を開けた後でも完全に無駄にはなりません。 ただし転向は2Tの間ハンマー、ゴールド、科学、文化、信仰が0になる「無政府状態」に陥るし、思想に早乗りした分の無償の社会制度は貰えなくなるのでノーリスクという訳ではありません。

思想取得後は同陣営と組んで他陣営と戦争する流れになる

思想は同思想の文明には外交ボーナスが、思想の違う文明には外交ペナルティが付きます。 それに前述した観光と文化の綱引きにより、思想の違う文明がいるだけで害を受けるようになります。

なので思想選択後は自然と思想陣営ごとに勢力が分かれ、陣営ごとのつぶし合いに発展します。 もちろん完全に外交関係が思想に依存する訳ではありませんが、それまでの関係が一新されることが普通にあります。

思想選択後の戦争は同思想の文明と一緒に他思想の文明を攻めるのが基本となります。 身内で潰し合うよりも他思想の勢力を削いだ方が思想同士の綱引きで有利になり、ひいてはゲームを有利に進められるようになるでしょう。

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